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やっていませんか?子どもが挫折し、嘘をつくようになる褒め方 | たあ先生のひとりごと【令和の子育て・教育ブログ】

こんな褒め方していませんか!?子どもが挫折し、嘘をつくようになる褒め方 ~教育経済学①~

みなさんこんにちは!

👶今日は、子育てに関する驚きの研究結果をご紹介します。

「頭いいね!」「賢いね」と褒めるのは、実は子どもにとって悪影響だった

という研究をもとに、望ましい子どもとの関わりについて書いていきます。

えっ、そうなの?と思われた方、ぜひ最後まで読んでみてください。

【ほんの少し私の自己紹介】

大学では教育経済学と、教科教育法を研究していました📚

幼稚園教諭、小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭
の免許を持っています。

コロンビア大学の衝撃の研究結果

🎓コロンビア大学の心理学者たちが、約400人の子どもを対象に行った実験があります。

その結果がなんとも興味深いんです。

まず、子どもたちを2つのグループに分けました。

🎓一方のグループには「頭がいいね」と能力を褒め

🎓もう一方には「よく頑張ったね」と努力を褒めたんです。

結果

そしたら、なんと!

☑️能力を褒められたグループの65%が難しい課題を避けるようになった。

☑️能力を褒められたグループは最終テストの成績が20%も下がった

☑️能力を褒められたグループの40%が自分の成績について嘘をつくようになった。

一方、努力を褒められたグループは、

✅難しい課題に挑戦し、成績も30%アップ

✅正直に自己評価もできていたんです。

なぜこのような結果に?

難しい課題を避けるようになる理由

「頭がいいね」と褒められた子は、「良い成績を取らなきゃ」というプレッシャーを感じてしまう

→そして失敗を「自分には能力がない」と結びつけてしまう。

🙅‍♂️だから、難しいことに挑戦するのが怖くなっちゃうんですね。

成績が20%も下がった理由

「頭がいい」と褒められると、

子どもは「自分は優秀なのだ」と誤学習してしまいます。

🙅‍♂️その結果として、自分に必要な努力をしなくなってしまうのです。

自分の成績について嘘をつくようになる理由

人間には、承認欲求があります。

能力や才能を褒めると、

このようなプロセスで承認欲求が高まり、嘘をつくようになります。

①能力が低い自分はだめなんだと感じる

②自己肯定感が下がり、承認欲求が高まる

③他者に承認してほしいため、できない自分を認められなくなる

🙅‍♂️子どもは単純なようで、承認欲求に支配されてしまうんです。

ではどう褒めればいいのか?

褒める部分をを変える

この研究結果から学べることは、

子どもの「努力」や「プロセス」を褒めることの大切さです。

例えば、

👏「難しい問題に挑戦したね。すごいよ!」

👏「失敗しても諦めずに頑張ったね。えらいぞ!」

👏「新しいやり方を考えたんだね。面白いアイデアだよ!」

こんな風に、結果だけでなく、

👏そこに至るまでの過程を認めてあげることが大切なんです。

過程を「頑張ったね」と褒められた子は、「新しいことを学ぶのが楽しい」と感じるようになります。

失敗しても「もっと頑張ればできるはず」と前向きに捉えられるんです。

こどもをより見つめる必要がある

子育て・教育は本当に大変です。

時間がない中、子どもの努力する過程を全て見取ることは難しいです。

そんな中でも、工夫したり粘り強く頑張る姿に気づいてあげる。

これができるかどうかが、子どもにいい褒め方ができるかの分水嶺になるのではないでしょうか。

最後に

もちろん、子どもの才能を認めることも大切です。

でも、それ以上に「努力すれば成長できる」という考え方を育てることが、子どもの将来の成功につながるのです。

みなさんも、お子さんや周りの子どもたちを褒めるとき、

少し意識してみてください😊

その小さな変化が、子どもたちの大きな成長につながるかもしれません。

子育ては本当に奥が深いですね。

こういった研究結果を知ることで、より良い関わり方が見えてくるのかもしれません。

みんなで子どもたちの健やかな成長を応援していきましょう!

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